様々な業界にICTが活用されていますが、農業にもその波が来ています。
今までも農業にはテクノロジーが導入されてきましたが、今回はAIや5Gなどのネットワーク環境が整いつつあるため、今までとはまったく異なる農業の形が生まれつつあると感じています。
2019/11/17追記 株購入による投資追記しました。
2019/11/21追記 農林水産省もスマート農業を推奨していく->活用例追記しました。
2019/11/25追記 農林水産省もスマート農業を推奨していく->活用例追記しました。
スマート農業、アグリテックとは
スマート農業とは何か、農林水産省HPから引用しました。
農林水産省HPより:
http://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/17009/02.html
スマート農業とは、ロボット技術や情報通信技術(ICT)を活用して、省力化・精密化や高品質生産を実現する等を推進している新たな農業のことです。
どういった技術が使われているの?
導入でも記載したAI技術や5G技術の他に、ドローンにセンサーを搭載したリモートセンシング技術や農業アシストスーツが利用されるようです。どれも最新技術を利用したものです。
AI技術と5G技術
以前記事にしている内容を参考にしながら記載します。
AI技術については「教師あり学習」を利用した作物の成長具合の監視や収穫時期の判断、収穫作業などに使われます。
5Gについては自宅からでも接続しリモートで確認できるようにし、かつ、大量の機器を操作可能な通信状況の確保に利用されます。
ドローンによるリモートセンシング
ドローンなどの無人機を利用し、実際に現場にいくのではなく、自宅にいながら状態を確認するために利用される技術です。
5Gの無線技術を基盤としてAI技術により蓄積したノウハウをサポートとして判断すれば、熟練の方がするような見極めが初心者にも出来るようになるかもしれません。
農業アシストスーツ
無人化が進むまで、もしくは進んだ後も人手の作業がゼロになるわけではないので、作業をアシストするようなスーツも必要不可欠かと思います。
特に農業は高齢の方がされていることもあり、現在すでに実用化がされているものでもあります。
農林水産省もスマート農業を推奨していく
農業の発展をサポートするため、農林水産省もスマート農業について基本政策に盛り込み事業支援を行っていくようです。
参考サイト
農林水産省スマート農業について
ポイントを抜粋して記載します。
農業の課題
以下の2点が挙げられています。
- 担い手の不足
- 1人当たりの作業面積の限界
確かにこの2点についてはICT技術でカバーできる気がします。担い手の不足については、ICT技術を導入することにより、今までにない人材の流入が期待できますし、1人当たりの作業面積も無人機の利用等により広げる事が可能になってくるかと思います。
活用例
いくつか活用例が挙げられています。
- 自動走行トラクター(北海道大学、ヤンマー)
- 自動運転田植機・水田管理システム(農研機構)
- 自動施設栽培システム(ゼロアグリ)
- 農業アシストスーツ(ATOUN、和歌山大学)
参考サイト
農林水産省 スマート農業の展開について
2019/11/21 追記
スマート米2019がAmazonで販売されました!
2019/11/25 追記
スマート米2019が配達されました!
どういったサポートがされていくのか
明確には書かれていないですが、国や地方自治体で補助金などはでるのではないかと思います。
逆に機器が高価なので補助金が出ないと誰も使わないかと思います。
また、現在の農業はトラクター等は農協から借りてシェアしたりもしているので、そういった方向になるかもしれません。
現状どうするか
スマート農業は今後かなり盛り上がる可能性が高いと考えています。
スマート農業を実際に自分で始めないにせよ、何か係ることが出来ないか考えてみました。
株購入による投資
安直な考えかもしれませんが、伸びる市場のサポートとして株を購入する事が一番簡単ではないでしょうか。以下の記事にまとめています。
上場はしていませんが以下の企業も力を入れているようです。
- NECソリューションイノベーター
- NTTアグリテクノロジー
- ルートレック・ネットワークス
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